受賞作品
最優秀賞(各1名) 賞金50万円 シナリオ部門 貴志乃さん イラスト部門 該当者なし line 優秀賞(各3名) 賞金10万円 シナリオ部門 深海晶「Change×Change」 宮沢ぬいな「らぶさぽ~恋も仕事も全力サポート~」桐沢杏奈「ワーカホリック、恋の天秤。」イラスト部門 クリックで拡大画像が表示されます。 悠那さん 悠那さん 悠那さん はたけ みちさん はたけ みちさん はたけ みちさん 平野まゆさん 平野まゆさん 平野まゆさん line 総評

ボルテージ 北島 健太郎(株式会社ボルテージ 取締役)

ボルテージ恋ゲーム イラスト・シナリオ大賞2012にご応募いただいた皆様、どうもありがとうございました。
応募総数イラスト:755点 シナリオ:238点と予想を上回る結果に、スタッフともども嬉しい悲鳴の嵐でした。
1次、2次、3次と選考を重ね最終選考にはイラスト:7点 シナリオ:7点が残り、最終審査の結果シナリオ4点、イラスト3点が授賞の運びとなりました。

まずは、シナリオ部門の最優秀賞となった貴志乃さんの「ビター×スイート」。
テーマが『27歳OLが先輩社員と恋愛するストーリー』という設定で、ほとんどの応募作品が『憧れの先輩と恋愛するストーリー』が多い中、本作は『昔の後輩が自分の先輩となり、その後輩と恋愛をする』という逆転の発想が面白く思わず物語に引き込まれてしまいました。
キーワードアイテム:チョコレートがトラウマになるという伏線、そしてそのトラウマが逆に主人公にハッピーエンドをもたらす、というストーリー展開は群を抜いていました。また、恋愛相手が『年下小悪魔』という設定が恋ゲームにそのまま使えそうでとても魅力的でした。

次にシナリオ部門優秀賞:深海晶さんの「Change×Change」。こちらは、男女の中身が入れ替わるという、やや奇想天外な設定が面白くまた会話のテンポもよく自然と物語の中に入り込めました。ただ、恋愛相手に秘密等がなくオチがやや予想通りだったかな、という所が惜しかったです。

同じくシナリオ部門優秀賞:宮沢ぬいなさんの「らぶさぽ~恋も仕事も全力サポート~」は、オタクの先輩と恋をするという話でした。ストーリー構成が良くできており、特に物語のクライマックスが上手に描けていました。ただ、ずっとオフィスのシーンが続くなど場面転換がなかったのが残念。

最後に、シナリオ部門優秀賞:桐沢杏奈さんの「ワーカホリック、恋の天秤。」は、恋に不器用な仕事一筋の女性が頼れる先輩と恋に落ちる典型的な社内恋愛モノでしたが、主人公の女性、またその恋愛相手の男性ともに魅力的なキャラクターとなっており、是非恋ゲームのキャラクターとして生かせるなと思いました。ただ、ト書きのテンポが少し悪いのが残念でした。

次にイラスト部門ですが、残念ながら今回は最優秀賞にいたる作品は選出されませんでした。
オリジナリティに富んだ作品が多かったものの、ボルテージが恋ゲームのイラストに求めるクオリティとしては、あと一歩という所で今回は該当作品なしという結果にいたりました。

さて優秀賞:平野まゆさんですが、線画からしっかり描けていて安定しているなと感じました。また、構図の取り方が上手です。残念だったのは、キャラクターの服装および着色のテイストが少し古めかしい所ですね。ただ男性の表情が魅力的に描けておりましたので、今後さらにレベルを上げて行ってもらえればと思います。

同じく優秀賞:はたけみちさんですが、線も着色も綺麗でした。また、キャラクターの魅力がうまく描き分けできているところも評価ポイントでしたね。特に表情が良かったです。ただ少し子供っぽいテイストだったのが惜しかったと思います。

最後に、優秀賞:悠那さん。人物画、デッサンともにバランスよく描けており全体的に上手だと思いました。特にキャラクターデザインに優れており、キャラクターの描き分け、表情等かなりレベルが高かったです。絵のテイストが全体的に少し古いのかなと思いました。もっと現代的なテイストにして頂ければさらに魅力が増すのかな、と思います。

受賞者の皆様、このたびは受賞おめでとうございます。
是非、恋ゲームを作っていく一翼として羽ばたいて行ってください。
ボルテージも今後も恋ゲームの先駆者として、一緒に頑張っていきたいと思いますので、よろしくお願い致します。