• 2016年8月1日

    3年戦略 
    2017年6月期~2019年6月期

    社長復帰のご挨拶

    1999年の創業以来、当社は、企業理念「アート&ビジネス」のもと、ユーザーの心を打つ「恋愛と戦いのドラマ」を創造してまいりました。一方、当社を取り巻く環境は大きな変化を続けており、この3年でビジネステーマはスマートフォンから、AI、ビッグデータ、IoT、VRへと移り変わっています。

    私と副会長の東は2013年より米国シリコンバレーに移住し、子会社立上げに従事してまいりましたが、黒字化の見通しが立ったため、今年3月に帰国いたしました。その後、日本本社の状況を肌で感じ、分析を重ねた結果、抜本的な組織改革が必要であるとの確信に至り、新年度(7月)より社長へ復帰することを決意いたしました。

    まずはこの2年で組織をリセットし、「恋ゲー」というジャンルキラーにすぎなかったボルテージに柔軟な変化対応力をつけ、10年20年成長していける組織に進化させてまいります。

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    15の自律組織と、生み育てる仕組み

    ここ数年にわたる当社の停滞の原因は、“上場の後遺症”だと考えています。上場をするには、業績の確実な右肩上がりが必要で、私自身が細部まで首を突っ込んで組織をガチガチに固めるというプロセスを3年間続けました。そのような体制が上場後も続いたことにより、新たな事業環境に対して柔軟な対応が十分に取れずにいました。現時点では、次のような課題があると考えています。

    1. ① 基幹モデル - 稼ぐ仕組み(プロセス・マニュアル)の陳腐化、形骸化
    2. ② 新規モデル - 専用マネジメント・損失拡大のブレーキ・連続創出ノウハウの欠如
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    2017年6月期より、現事業を、「基幹モデル(既存展開)」「基幹モデル(新展開)」「新規モデル」の3つに区分し、以下4つの改革を進めます。なお、本3年戦略は、適宜、追加を行ってまいります。