【会社改革の仕事術 R6 vol.1】反転の力をためる一年に

“守り”と“投資”で備える一年
前26期は、4年ぶりに営業利益の通期黒字を達成です!
経常利益の黒字は2年連続。アプリ市場の厳しさが増すなか、限られたコストの活かし方を全員で考え、工夫と連携を重ねながら前向きに取り組んでくれたおかげで、大きな成果につながりました。本当によくやってくれました!
この2年間、私たちは日々の業務を通じて、「どの仕事に、どれくらいの労力と費用がかかっているか」を丁寧に見直し、仕事のやり方そのものを少しずつ変えてきました。こうした積み重ねが、コストの使い方を洗練させ、黒字化への道を切り開いてくれたのだと思います。
そしてここからは、また別の視点が必要です。いよいよ「反転」に向けて、ギアを上げていくフェーズに入ります。ただし、焦りは禁物。たとえばバイクでタイヤスリップを起こすように、無理な加速は転倒につながりかねません。だからこそ今は、しっかりと足場を固め、しゃがんで力をためる「反転準備」が必要です。次のジャンプに備える一年にしましょう。
ところで皆さんは、普段、自分のお金をどう使っていますか?
日々の暮らしに気を配って節約を重視する人もいれば、趣味や楽しみには惜しまず使う人もいるでしょう。将来の備えとして貯金や自己投資を選ぶ人、家族や仲間との時間を優先する人もいるはずです。その配分には、いつも悩まされますよね。
会社も同じです。限られた資源をどこに使うか。その判断が経営の質を決めます。私たちは、まず必要なところにはしっかり手を入れ、不要な出費は抑える。そのうえで、未来につながる分野には投資していく──このバランス感覚を大切にしたいと考えています。
言い換えれば、「抑える力」と「伸ばす力」の両方を持つこと。それが、これからの私たちに求められる姿勢です。数字だけを見るのではなく、その背景にある意図や効果に目を向け、「どこに、どれだけ力を注ぐべきか」を一人ひとりが見極めていく。そうした積み重ねのなかに、ボルテージらしい成長のかたちがあると感じています。
