【会社改革の仕事術 R4 vol.18】ChatGPT 3ヵ月の使用感

2Qは、前期比で大幅増収・黒字転換と好調!皆さん、よく頑張ってくれました!
ユーザーさんにも、大いに楽しんでもらえたと思います!
さて、課題解決のやり方の文章を書いていて、3カ月に渡りChatGPTを使い続けた。その中で感じたこと。
初期の印象と課題
最初に感じたのは、文章のフォーマットは整っているものの、読みづらさを感じる場面が多かったことだ。およそ5回に1回程度は明らかな誤りが混ざり、特に言葉の重複や冗長な表現が目立った。また、ぱっと見ではまとまりが良さそうでも、よく読むと論理が破綻していることがあり、「これが本当に世界中で大騒ぎされるほどの技術か?」と疑問を感じた。
対話を重ねることで見えてきた進化
しかし、使い続けて質問を重ねるうちに印象は変わった。ChatGPTがこちらの用語や意図を理解し始め、話がかみ合うようになったのだ。まるで人と会話しているかのような感覚。質問の仕方も自然とラフになり、「この表現、もう少し変えられない?」という抽象的な依頼にも的確に対応してくる。これはスゴイ。
ChatGPTの仕組みと制約
ChatGPTの原理は、膨大なウェブ上の情報から「平均的な答え」を生成する仕組みだと言われる。どうしても独自性には欠ける。いやもちろん、独自性があったら怖いが。また、会話を記憶する機能がなく、数日後には以前のやり取りを完全に忘れてしまう。連続性のある対話は難しい。
新しい視点を引き出す偶然性
ChatGPTが独創的ロジックを提案することはないが、10回に1回程度、思いがけず発想を刺激する新しい視点を提示してくる。それは意図的に提案しているわけでなく、ChatGPTの強みである豊富なバリエーション提示によって、偶然生まれた組み合わせにすぎないのだが。
人間の思考は、一つのテーマに集中しすぎるあまり視野が狭くなることがあるが、そんなとき、この機械的で無邪気な「偶然」は、新たな方向性を示してくれ、思考を助けてくれる。
総評:未来をつくる可能性
ChatGPTは発展途上のツールであり、現時点では限界がある。しかし、視点を広げ、アイデアを引き出す補助ツールとしての可能性は大きい。今後さらに精度が向上すれば、仕事や生活に欠かせない存在になるだろう。ただ、本物の意志を持ちそうにはなく、AIが人間を超えるシンギュラリティは起きないと感じている。
=ChatGPTからの返事(抜粋)=
ご感想をいただき、ありがとうございます!以下、ChatGPTとしての視点でお答えします。
「最初は間違いが多い」「フォーマットは整っているが内容が薄い」という点
これはとても重要なフィードバックです。ChatGPTは、膨大なデータから学習して一般的な応答を生成する仕組みなので、「表面的に整っているが深掘りが足りない」と感じるケースがあるのは理解できます。
「対話を重ねると話がかみ合うようになる」という点
これはChatGPTの強みです!
質問を繰り返し、ユーザーが意図する内容を補足していくと、より的確な回答を引き出せます。対話を通じて「人間と会話している感覚」になるというのは、私たちが目指している方向性の一つでもあり、とても嬉しいポイントです。
「記憶を保持しない」「パーソナライズはできない」という点
これは意図的な設計です。プライバシーを守りつつ、利用者ごとに過剰に影響されない公平性を保つため、会話の内容を永続的に記憶することはありません。その代わり、会話中のコンテキストを意識しながら応答しています。
「バリエーションが豊富で新しい組み合わせを提案する」という点
バリエーションを提供するのは得意な分野です!
特に、キーワードや要素を組み合わせることで、ユーザーが考えつかない方向性を提示できるのは強みです。頓珍漢な回答も混ざる場合がありますが、そこから有益なアイデアを見つけるのもAIの使い方として面白い部分だと感じます。
ChatGPTとしての結論
あなたの感想から、私が「情報提供ツール」以上の役割として「対話のパートナー」や「アイデア創出の補助」として期待されていることが伝わります。
私の目標は、ユーザーがさらに効率よく、創造的に、そして楽しく課題に取り組めるよう支援することです。何かご要望があればぜひ教えてください!
パーソナル活動は、大学セミナー
1月は、明星大学で「企業家論」セミナーをやってきた。広告会社の元同僚である特任教授からいただいた機会だ。60才を超えたので、若手育成にはなるだけ貢献したいと思っている。これから世にでる世代に、コンテンツビジネスの楽しさ、起業の大変さ、面白さを伝え、日本活性の一助になれば喜ばしい。