特集

【会社改革の仕事術 R4 vol.6】メイン施策には「刺さるフレーズ」を

コレという施策には名前を付けよう!

1月全社会はスッキリ実施できた。僕も含め、ゴチャゴチャしがちだったV社長たちの発表施策が、やるべきことをスパッと言い切っていて、予定時間も繰り上げて終了した。

全社会までの1か月間は各V社長とその部署で次の半年すべきことを話し合うが、施策がまとまったとき僕がアドバイスするのは「端的なフレーズをつけてみよう」ということだ。施策内容を「短い言葉」や「一行」に集約しようとすることで、膨らませた議論を振り返り、結局何を狙うのか、どんな勝ち筋で実現するか、最終的に優先1位は何なのか、が絞り込まれエッジが一段鋭くなる。「自分が考えていたのはコレだったんだ」と再認識できる。

全社会と矢印賞、ピンときたフレーズ。

今回の全社会や矢印賞を受賞した施策名から、僕個人がピンときたものの一部をピックアップする。
(外部掲出のため表現を一部変更)

少人数で意思決定する。
コンテストの開催頻度UP。
アップデートで飽きさせない工夫。
YouTube運用の気づきからアプリ内改善。
ユーザーさんへ感謝の気持ちを伝える施策。

どうでしょうか?時間が限られる中、ポイントを突き、よく練られている。表題には、ズバリ施策内容、カテゴリーに留める、様々あってよい。使う言葉は、奇をてらう必要はない。社内向けだからベタで分かりやすいのがベスト。

記憶に残り、組み合わせに発展、他の人にアピール!

課題解決のエッジ磨き効果以外にも利点は多い。単語一発だと、覚えやすく記憶に残る。他の方法との組み合わせに発展しやすい。高評価だと人の口の端にのるし、楽しく考えることは発想のマンネリ打破になる。切れ味鋭い一行で、面白そう、効きそう、とチームメンバーが思えばモチベアップ。コレはという施策がまとまったら、1分、フレーズを考えよう!