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「やっぱ、まだ好きなんだよねー」
「また言ってるー。お酒がまずくなるよ」
「だってー」
「もう、諦めなよ。明日は別の女と結婚しちゃうんだし…」
「やっぱ、一回電話する。このままじゃ諦めきれないもん」
「やめなよ、惨めになるだけだよー。トドメ差されて、どん底まで落ちたいワケ?」
「もう、かけちゃったもん…」
「あたし知らないよー。もう夜中の1時だよ」
トゥルル…トゥルル…
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『…はい、もしもし』
『…』
『もしもし?』
『…ワタシ…』
『…なんだ、アサミか?元気かよ?』
『…うん。アキラ、明日、ホントに結婚しちゃうの?』
『…』
『あたしまだアキラのこと好きだよ』
『…』
『…何とか言ってよ』
『…オレも、お前のこと好きだよ』
『えっ?』
『でも、オレ決めたんだ。あいつとやって行くって』
『…』
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『お前はイイ女だよ。また飲みに行こーぜ』
『…』
『じゃあな、おやすみ』
ツーツーツー
「何て言ってた?アンタ大丈夫?」
「…ハアーッ」
「どうしたのよ?」
「うん。あー、さっぱりした。あいつ、あたしのことイイ女だって。なんか、さっぱりしちゃったよ。もう、寝よ寝よ」
「はぁ?」
「…明日、晴れるといいな」
作 なっこ
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